Coloso
本記事では、Colosoというオンライン講座サービスで山田金鉄先生の「視線誘導に特化した読みやすい漫画の作り方」という講座を受講しましたので、そのレビューを書いていきます。
Colosoという講座サービス全般の詳細記事は別記事にございます↓↓↓
講師の山田金鉄先生とは?
本講座の講師である山田金鉄先生とは、一体どういう方なのでしょうか?
- 2010年:読切「鉄腕ワビスケ」で手塚賞準入選。
- 2011年:読切「テンカの花嫁」にてデビュー。
- 2015年:読切「ウルフ&ラビット」、「もののけ番長ムラマサ」をジャンプ+にて配信。
- 2018年-2021年 「あせとせっけん」連載。
このように順風満帆な漫画家人生を歩まれてるように見えますが、「家庭教師ヒットマンREBORN!」「鬼滅の刃」のアシスタントなどで長い下積み生活を送っていた時期をあるそうです。
山田先生の代表作「あせとせっけん」は発行部数400万部以上、ドラマにもなったほどの人気作です!
そんな「あせとせっけん」を、なんと講談社の青年漫画誌モーニングのサイトで無料で読めます↓↓↓
https://morning.kodansha.co.jp/c/asetosekken.html
山田先生の作品の特徴は、何といっても読みやすさ!
Colosoの講座では、実績ある現役漫画家である山田金鉄先生が視線誘導を始めとする漫画の読みやすさについて、教えてくださいます。
講座内容の詳細
本講座は20章に分かれており、章分けは以下の通りです。
- 講座の説明と漫画家のなり方:19分02秒
- 漫画家になろうと決意するまで:16分46秒
- 私がプロ漫画家になるために通ったルート:27分04秒
- 連載原稿の制作スケジュール:18分57秒
- キャラクターにフェチズムを落とし込む:50分48秒
- ストーリーはキャラクターの行動で決まる:1時間15分29秒
- アイデアメモから漫画の種を見つける:22分55秒
- “読みやすい”ネームの作り方~視線誘導の重要性:1時間06分36秒
- ネームが思い浮かばない時は:38分17秒
- 原作・作画担当という分業の道:19分23秒
- 作業環境紹介とCLIP STUDIOを用いた原稿制作~下書き~:43分39秒
- CLIP STUDIOを用いた原稿制作~ペン入れから下書きまで~:35分07秒
- CLIP STUDIOを用いた原稿制作~カラー原稿~:52分26秒
- 3D素材の活用:30分07秒
- 身近にあるものを擬人化させてキャラクターにしてみる1:40分29秒
- 身近にあるものを擬人化させてキャラクターにしてみる2:39分52秒
- 身近にあるものを擬人化させてキャラクターにしてみる3:35分24秒
- 広がる漫画市場:24分16秒
- 漫画家のお金の話:28分20秒
- 総括:4分54秒
本講座の目玉は、何といっても8章の”読みやすい”ネームの作り方~視線誘導の重要性です。
私自身、多くの漫画の技法書を読んできましたが、本章で語られる内容は他にはない内容で、買ってよかったと思えるものでした!
また、15章~17章では実際にキャラクターをつくる工程がわかるのですが、山田先生のクリスタデータが購入特典でついてくるのが最高でした!現役漫画家のレイヤー構成などがわかるので、大変勉強になりました。