別記事で、「漫画力=企画力+画力+構成力+演出力」と言いました。
本記事では漫画力のうち、構成力に関して詳しく見ていきます。
構成力とは何か？
漫画家に求められる構成力とは、読者が理解しやすいように話の展開を組み立てる力のことです。
映画でいうところの脚本家に最も求められる力でもあります。
単純に時系列で物語を進めるのではなく、どのエピソードを前にあるいは後ろに持ってくればストーリーが一番盛り上がるかを常に考え、実行できる力が構成力なのです。
構成力を鍛えるには？
次に構成力を鍛える方法について解説します。
これは構成力の優れた作品に触れるのが一番です。
- 手塚治虫先生：「アドルフに告ぐ」
- 真島ヒロ先生：「RAVE」
- 牧野博幸先生：「勇者カタストロフ!!」
- 諌山創先生：「進撃の巨人」
- 諸星大二郎先生「妖怪ハンター」
- 星野亘之先生：「サーベルタイガー」
上記の構成力の優れた作品を読み、このエピソードをここに持ってきたことでストーリーが盛り上がってるんだ！などの気付きを蓄積することで、創作に活かせるようになります。
