映画

ストーリーを動かす要素

ストーリーを動かす要素とは、人間の行動・感情を動かす出来事のことであり、一般に「シーン」と呼ばれます

特に物語を大きく動かす分岐点となる出来事には、感情を揺さぶり、その後の行動をマイナスからプラスへと大きく変化させる「肉親の死」や「恋人との別れ」などがエピソードとして選択されます。

その他にも、以下のような正反対な概念を内包する出来事を盛り込み、登場人物に対立や葛藤を生じさせることが、ストーリーを動かす鍵となります。

  • 愛⇔憎しみ
  • 忠誠⇔裏切り
  • 希望⇔絶望
  • 正義⇔悪
  • 自信⇔自己不信
  • 成功⇔失敗

上記の「シーン」が3つ程度連なっている、シーンよりも大きな変化を生じさせる出来事群のことを「シークエンス」と言います。